慌ただしく過ぎていく毎日の中で、ほんの少しだけ立ち止まり、一日一編の物語に心をゆだねてみませんか?たとえば、舞台にすべてを捧げた稀代のダンサーが魅せる、圧倒的な美とその陰に潜む孤独な魂。

あるいは、一瞬の出会いに心を奪われた青年の、抑えきれないときめきと切なさ。そして、長年の仕事を終えて故郷の町に戻った男が迎える、静かで新しい人生の始まり。
深夜のタクシー乗り場で偶然、居合わせた老人が語り出す、まるで奇跡のような不思議な話…。この一冊には、世界各国の言語に翻訳され、朗読されてきた日本の短編小説の中から、色とりどりの8作品を厳選して収録。
名だたる作家たちが描いた、多彩で味わい深い物語を心ゆくまで堪能できる、まさに珠玉のアンソロジーです。ページをめくるたび、あなたの心に優しく寄り添うような一編にきっと出会えるはずです。
◎掲載内容(もくじ)
- 出発(石田衣良)
- 私と踊って(恩田陸)
- アイスクリーム熱(川上未映子)
- 給水塔と亀(津村記久子)
- 愛してた(松田青子)
- 決して見えない(宮部みゆき)
- 太陽(森絵都)
- 父の背中で見た花火(森浩美)
いずれも名だたる有名作家さんの作品だけあって、読みごたえがあります。様々な物語が綴られていますので、きっとあなたの胸に響く作品に出会える事と思います(*´ω`*)

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