恋愛短編小説おすすめの一冊!
年下に片思いする文系女子や不倫の恋に悩む美容マニア、元カレの披露宴のスピーチを頼まれる化粧品会社のOLなど…恋愛下手な彼女たちが訪れる路地裏のセレクトショップ。
そのショップの不思議な魅力のオーナーと一緒に自分を変える運命の一着を探しているうちに誰もが強がりや諦めを捨て素直な気持ちと向き合っていくようになる
…といった繊細な大人達の心模様を丁寧に綴った恋物語となっています。どれも素敵でしたが、中でも最後の話は本当に暖かい気持ちに包まれる短編でした。
『実らなかった恋にも、ちゃんと実はできている』『あしたの服を悩むのは、あしたを夢みるからなんだ』『恋の始まりと終わりで、女は別人になる』…これは小説の帯に書いてあった言葉。

◎掲載内容(もくじ)
- あなたといたい、とひとりで平気、をいったりきたり。
- 悪い女ほど清楚な服がよく似合う。
- 可愛くなりたいって思うのは、ひとりぼっちじゃないってこと。
- ドレスコードは、花嫁未満の、わき役以上で。
- 好きは、片思い。似合うは両想い。
この短編集『試着室で思い出したら本気の恋だと思う』を読んでいると、どの話も『優しく応援してくれる言葉に溢れた作品になっています。もし機会がありましたら是非、手に取って読んで頂きたい恋愛小説のベストセラーです♪
こちらの『試着室で思い出したら本気の恋だと思う』の著者、尾形真理子さんの主な著書は以下となります。この短編集をご覧になって気になった方はチェックしてみて下さいね(´▽`)
尾形真理子 著書:『試着室で思い出したら本気の恋だと思う』
『隣人の愛を知れ』
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